Gunosyの利用割合が上がるわけ (2)

 

 

メール、WEB、アプリと3種類ありながら、Gunosyは基本的に同じ構造をしている。一日最大25のニュースがあって、一日の枠の中で並んでいるだけである。Webとアプリでは横にずらして過去のニュースにアクセスする。

方や日経のようなニュースサービスは、メール、アプリ、Webサイトとそれぞれが異なっていて、Webサイトに記事はアーカイブされることを基本とする。メールを見るとわかるのだが、ニュースの中に速報性を主体としたものと、解説を主体にしたものとが基本的に混ざっている。

アクセス構造比較

 

Gunosyは基本的に同じ構造を持つ3種類の口があるのに対し、日経のようなニュースはそれぞれ異なる構造を持つ。

Gunosyの構造を単純にしている要因は、なんといってもニュースの総数が限られているということにある。そして、いくつかの話題は重複していることも少なくない。つまりは、全部読んだとしても、それにかかる時間はあまりかからない。キュレーションサービスの一配信あたりのニュースがいくつが適当かは人によって異なるだろうが、暇だったら全部読めるくらいの感覚が心地よいのではないだろうか。

Gunosyはニュースのカテゴリ化や、アーカイブにあまり意味はないと僕は思っている。つまり、夕刊紙のような「読み捨て」を基本とするものだと考えている。

送られてくる情報が多くなると、「選ぶ」ことにエネルギーを費やすことになる。それが、仕事に直結するものであれば重要な情報を漏らすことなく拾っておきたいと思うが、そうでない場合は、自分の興味のあるもの(仕事を超えて重要なもの、趣味や娯楽として消費するもの)、他人と話題を共有するためのもの情報は「そこそこ」がいいと思われる。結局ニュースサイトでも「選ぶ」ことの負担軽減として「ランキング」が用意されていることが多い。ランキング上位は、他の人が興味を持っている情報だが、「他の人の興味」が自分の興味をかきたてる、というのもまた自然なことで、Gunosyも世の中で注目されている、例えば今で言えばアベノミクスやら中国ネタやら、五輪招致問題に関するものがそこそこ送られてくる。

まとめると、僕がGunosyを他のニュース配信サービスよりもよく利用する理由は、1) 配信されるニュースの数も回数も多すぎず、「選ぶ」苦労をしなくていいこと(つまり受け身でいられること)、2) ダイジェストされている部分を眺めているだけでもある程度読んだ気になれるものがあること、3) 興味の乏しい話題が含有率が低いこと、4) 読み捨てで構わないと思えるのと同時に、かなり読んでいる(積み残し)が多くないと感じられること、5) PCでもWebでも内容(配信されているニュースコンテンツ)が同じなので、アクセスしやすいこと 6) カテゴリに縛られない柔構造(悪く言えば無秩序)が、かえって気楽な感じをもたらし、心地よさにつながること、などだろう。さらに言えば、自分であまり情報を取りに行かないWashington Postだとか、Financial Timesの記事などがぽつりぽつり入っていて、知的好奇心を刺激してくれるというのも大きな理由だ。「知的スナック+Fun」の読み捨てメディアが、Gunosyだと言ってもいいだろう。

 

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大下文輔 について

Communication Strategist, Freelance
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